再注目『16時間プチ断食』
「プチ断食」の習慣は、
BMIが25以上の方が無理なく食事量を減らすために非常に効果的な方法です。
「断食」と聞くと、多くの人が何日間も食事を絶つ厳しい修行をイメージするかもしれませんが、
「プチ断食」はもっと手軽に始められます。
かつては週末や休日を利用して8~12時間の短時間の断食が注目されましたが、
当時はまだ広まりませんでした。
しかし最近、欧米で16時間の「プチ断食」が再び注目を浴びています。
この方法は、前日の夕食後に翌日のブランチ(11時か12時頃)までの16時間を断食時間とする
シンプルな食事法です。この短い断食時間によって、消化器官に十分な休息を与えることができ、
内臓の機能をリセットする効果が期待されます。
なぜ16時間断食が体に良いのかというと、
まず消化機能が休まることで体の修復機能が高まり、脂肪燃焼が進みやすくなるからです。
また、食事回数を減らすことで総摂取カロリーも自然と減り、
無理なくダイエットを続けられるのが大きな利点です。
『16時間プチ断食』が体に良い5つの理由
16時間の「プチ断食」が体に良い5つの理由を説明します。
- 摂取カロリーを自然に減らす
16時間の断食は、一日の食事回数を2回に制限するため、カロリー摂取量が自然に減少します。カロリー摂取が減ることで、ダイエットの効果を得やすくなり、無理なく食事量をコントロールできます。 - 消化器官に休息を与える
食事を摂取すると消化器官が大量のエネルギーを使いますが、断食期間を設けることで胃や腸に休息が与えられ、消化不良や毒素の発生を防ぎます。また、消化活動を減らすことで他の体内機能の修復にエネルギーを回すことができ、体全体のバランスが改善されます。 - ホルモンバランスの改善
プチ断食によってインスリンの分泌が減り、脂肪の蓄積を防ぎます。さらに、成長ホルモンの分泌も促進され、脂肪燃焼や筋肉の維持が効率的に行われるため、健康維持に役立ちます。 - 長寿遺伝子の活性化
食事を制限することによって、体に適度なストレスがかかり、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活性化されると言われています。この遺伝子は老化を遅らせる役割を持ち、体の健康を維持する上で重要です。 - オートファジーの促進
断食中に体内で「オートファジー」が活性化され、細胞内の老廃物や不要なタンパク質が分解・再利用されます。これにより、細胞が若返り、病気の予防や体の修復が促進されます。
このように、16時間断食は健康維持や体の機能改善に大きく貢献するのです。
正しい『16時間プチ断食』のやり方
プチ断食の方法はとても簡単で、日常生活に無理なく取り入れることができます。
例えば、夕食を午後7時にとった場合、翌朝11時まで食事を控えることで、
16時間の断食時間を確保できます。これは、夕食後の睡眠を利用するため、
特に大きな負担を感じることなく続けられるのが特徴です。
朝は起きたら、まず水を一杯飲むことが大切です。常温かぬるま湯が良いでしょう。
これにより、体をゆっくり目覚めさせることができます。
その後、朝食を抜き、11時以降に昼食をとる形にします。
もし仕事などで昼食時間が12時になってしまう方でも、特に問題はありません。
朝食を抜いても、体には十分なエネルギー源である皮下脂肪があるため、
それを消費するチャンスと考えましょう。
プチ断食は一日のリズムに合わせて実施でき、無理なく続けられる方法なのです。
まとめ
私も実際に週に1回、2ヶ月間実践中(主に月曜日の朝は白湯のみです)ですが、
頭はスッキリしますし、何より体重の激しい増加がなくなりました。
引き続き、人体実験を継続し、追って報告いたします!
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