2024年のワールドシリーズで、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で下し、4年ぶり8度目の優勝を果たしました。大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するドジャースは、ニューヨークで行われた第5戦で7対6の劇的な勝利を収めました。この勝利は、大谷選手にとってメジャーリーグ7年目での初のワールドシリーズ制覇となり、彼の夢がついに実現しました。
試合の流れが二転三転・・・
第5戦は、息をのむような激戦が繰り広げられました。
ドジャースの先発フラハティ投手は立ち上がりから不調で、
初回にニューヨーク・ヤンキースのジャッジ選手に先制の2ランを許すと、
続くチゾムJr.選手にも右越えのソロ本塁打を打たれ、一気に3点を先制される形となりました。
さらに、3回にはスタントン選手がこのポストシーズンで球団新記録となる
右中間への7号ソロを放ち、ヤンキースはリードを広げます。
ドジャースは序盤から一時5点差を追いかける展開となり、苦しい状況で試合は進んでいきました。
この時点で、私は『LA決戦もあるかも・・・』と心に浮かびました。
ただ、ドジャースはヤンキースの守備の乱れを逃しませんでした。
試合の流れが変わったのは5回でした。無死一塁から、
ヤンキースの中堅手ジャッジ選手がまさかの落球。その後も遊撃手ボルピー選手の送球エラーとミスが重なり、緊迫感が一気に高まりました。
さらに2死の場面で、ベッツ選手の一ゴロに対してコール投手が一塁ベースカバーに入らず、
チャンスは続きます。
この隙を見逃さなかったドジャースは、フレディさんが中前へ2点タイムリーを放ち、
さらにテオさんが中越え適時二塁打で走者を返して一気に同点へ追いつきました。
ヤンキースの守備の乱れに乗じたドジャースが、この回で試合を振り出しに戻し、
ヤンキースタジアムに駆けつけたドジャースファンの興奮は最高潮に達しました。
ついにその瞬間が・・・
後がないヤンキースは6回、スタントンの犠牲フライで一度は勝ち越しに成功し、
試合の行方はますます緊迫感を増しました。しかし、ドジャースも諦めません。
8回の攻撃で、先頭打者のK・ヘルナンデス選手がヒットで出塁すると、
続くエドマン選手も内野安打でチャンスを広げます。
スミス選手が四球を選び無死満塁となったこの絶好の場面で、
ラックス選手が犠牲フライを放ち試合を再び振り出しに戻しました。
さらに、大谷さんが相手捕手の打撃妨害によって出塁し、再び満塁のチャンスが到来。
ここで打席に立ったベッツ選手が執念の犠牲フライを放ち、ドジャースはついに逆転に成功しました。
試合の最終盤となる8回、9回を先発要員のビューラー投手がしっかり無失点で抑え、
結果は7-6で劇的な勝利。
ロサンゼルス・ドジャースは4年ぶりに8度目のワールドチャンピオンの座に輝き、
その瞬間、スタジアムはドジャースファンの歓喜とヤンキースファンの溜息に包まれました。
大谷さん、願いが叶った4回目の“美酒”
大谷翔平選手にとって、ドジャース1年目はまさに歴史的なシーズンとなりました。
レギュラーシーズンでは159試合に出場し、驚異の54本塁打と130打点を記録し、
堂々の打撃2冠に輝きました。
また、彼は史上6人目となる「40本塁打&40盗塁(40-40)」を達成するだけでなく、
前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」という記録も打ち立て、
記録尽くめの活躍でファンを熱狂させました。
そして、この華々しいシーズンを「世界一」という最高の形で締めくくることに成功しました。
試合後には、地区優勝、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズに続く
4度目のシャンパンファイトが行われ、祝賀ムードは最高潮に。
リーグ優勝決定シリーズの後には「もう1回やって今年を終えたい」と話していた大谷選手ですが、
その言葉通り、夢を現実にした充実のシーズンフィナーレとなりました。
まさに有言実行。移籍1年目でのワールドシリーズ制覇。
いやぁ~大谷さん、持ってますねぇ~(あっ、由伸さんもかぁ!)
文句なし!フレディさんがMVP!史上初WS6戦連発&タイ記録12打点
「3番・一塁」で先発出場したフレディさん。5回に適時打を放つなど、
4打数1安打2打点で勝利に貢献し、チームを4年ぶりの世界一に導いた。
今回のワールドシリーズは5試合で20打数6安打、12打点、4本塁打を記録し、文句なしのMVP!
ここでもフレディさんのいぃ人キャラが際立ってましたね。
MVPインタビューでは開口一番、
「ここにいる皆のサポートがなければ、私はここにいません。球団、チームメート、家族たちのおかげです。最高です!」と。
さらに、
「MVPトロフィーでなく優勝トロフィーがすべてです」
とチームの優勝を強調。
12打点のWSタイ記録についてはもう感動もののコメントでした。
「私が打点を挙げれたのはチームメイトがランナーでいてくれたからです。
チームメイトにまず感謝です。」
↑このコメント、のちに名言として語られると思います。
ホント、神フレディですね!
以上、現場(TVの前)からお伝えしました(笑)
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