「体調は悪くなかった」関係者
俳優の西田敏行さんが17日、76歳で急逝されたことが明らかになりました。
突然の訃報に多くのファンが衝撃を受けています。
西田さんの所属事務所は、TBSの取材に対し「病死は予想外のことで、突然の出来事でした」と驚きを表明しています。
西田さんは以前、心筋梗塞を患い、最近では頸椎の病で入院していたこともありました。
心臓の持病も抱えていたとのことです。それでも、どれも加齢によるものと見られ、体調が極端に悪化している様子はなく、最近も演技の仕事を受け、日常生活を普通に送っていたといいます。
訃報は今朝、ご家族から事務所に伝えられたということでした。
「釣りバカ日誌」「アウトレイジ」などに出演
福島県出身で、明治大学を中退した後、1971年に劇団青年座の「写楽考」(作・矢代静一)で初主演を果たし、注目を浴びた西田さん。その後、1977年には紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞するなど、舞台での活躍が続きました。1994年からは、森繁久弥さんからミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主人公テヴィエ役を引き継ぎ、大劇場でもその存在感を示しました。
テレビの世界でも、親しみやすい風貌と自然な演技で幅広い人気を集めました。特に「池中玄太80キロ」で披露された歌「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットし、彼の名声は一層高まりました。また、NHK大河ドラマ「おんな太閤記」では、「おかか」というセリフが流行語となり、視聴者に強い印象を残しました。さらに、人気バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」では2代目局長として活躍し、親しみやすい人柄で番組を支えました。
私が印象に残っている役柄は、「釣りバカ日誌」の浜ちゃんも印象的でしたが、
「アウトレイジ」第2章と最終章での西野役でした。
映像で見ると迫力満点の演技でしたが、
そのほとんが”アドリブ”だったということで、
共演者もドキドキしながらの演技だったと聞きました。
最近では、ドクターXの昼間医院長役がハマってましたが、あの演技が見れなくなると思うと本当に寂しいですね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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